コンタクトレンズをご使用中の方へ

緊急のトラブル

コンタクトレンズ装用の際にトラブルがある方へ

もしかしたら、すでにコンタクトレンズのトラブルになっている可能性も!?

コンタクトレンズトラブルには、ほとんど自覚症状がないものや、日常的によく起こる不快感と似た症状があるため、気づかないうちに症状が進んでいる場合があります。

症状がない場合でも、このようなことに心当たりはありませんか?

  • コンタクトレンズ購入時に医師の診察を受けていない。
  • コンタクトレンズを使用しているが、定期的に眼科を受診していない。
  • 承認基準を満たしていないカラコン(カラーコンタクトレンズ)を使用している。
  • ほぼ毎日、12時間以上コンタクレンズを装用している
  • 使い捨てレンズの使用期限より長く使用している。また、使い捨てでないコンタクトレンズの使用期間(一般的にハードコンタクトレンズは1年半、従来のソフトコンタクトレンズは1年)を過ぎて使っている。
  • コンタクトレンズをつけたまま寝てしまうことがある。
  • 気になる症状を放置している。
  • 清潔ではない手でレンズを触ってしまうことがある。
  • ずっと同じレンズケースを使っている(1ヵ月毎の交換が望ましい)、あるいはケースの洗浄を怠っている。
  • こすり洗いをしないでレンズを保存している。

上記の項目で1つでもチェックがある場合、自覚的な症状がなくても眼傷害が起こっており、症状が悪化する可能性があります。重症化すると、失明や角膜移植が必要になる場合もあります。思い当たることがあったら、すぐに眼科を受診しましょう。

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簡易チェック!例えばこんな症状はありませんか?

レンズがズレやすい

レンズの異常な動きは、コンタクレンズのベースカーブ(丸み)やサイズが眼に合っていない事も考えられます。ただし、汚れたままのコンタクトレンズを長期に渡って使用している場合や、動きに痒みが伴う場合は巨大乳頭結膜炎(ものもらい)の可能性も考えられます。

定期的にかゆみが出る

痒みがある場合、花粉やダニ、ハウスダストなどのアレルギーによるアレルギー性結膜炎、ドライアイが原因となっていることがほとんどです。また、コンタクトレンズを正しく使用していない場合や、さらに痛みやゴロゴロ感が伴う場合には、巨大乳頭結膜炎、角膜びらん、角膜浸潤、角膜潰瘍といった眼疾病の可能性も考えられます。

痛む、しみる

痛みや痒みは一般的にドライアイが原因だと考えられます。ただし、長期間のコンタクトレンズ装用や汚れたレンズを使用している場合、さらに眼の痒みや涙が出やすいなどの症状も伴う場合には角膜びらん、角膜浸潤、角膜潰瘍、点状表層角膜炎といった眼疾病の可能性も考えられます。

レンズがよく曇る

曇るのには複数の要因が考えられます。コンタクトレンズの汚れ、コンタクトレンズの規格が眼に合っていない、眼の乾燥、眼の疾患によって分泌物が増加しているなどです。

コンタクトレンズの汚れでは、単にコンタクトレンズの装用時間や装用年数が長いということから来るものだけでなく、クリーニング不足が原因になっている場合もあり、その際には適切な指導を改めて受ける必要があります。いずれにしても眼科に行き、専門のスタッフに相談することが重要です。

曇りには疾患が関係している場合も多く、巨大乳頭結膜炎や角膜びらん、角膜浸潤の可能性もあるため、放置するのはとても危険です。

 

コンタクトレンズの汚れは、汚れをアレルゲンとするアレルギー性結膜炎を起こす可能性があり、アレルギー性結膜炎になると目からの分泌物が増え、汚れが更に増加します。こうした悪循環により症状が慢性化し、異なる疾患を引き起こす可能性もあります。早めに眼科の診察を受けましょう。

目が乾く

目が乾く原因で最も可能性が高いのはドライアイです。ドライアイは涙の分泌量不足だけでなく、涙の成分のバランスが悪化することでも起こります。また、長時間のパソコン作業、スマートフォンの使用、テレビ視聴で集中してしまうとまばたきの回数が減り、それがドライアイにつながることもあります。コンタクトレンズ使用では、涙液交換がスムーズに行われないことが目の乾きにつながり、ドライアイになりやすいと言えます。

目やにがでる

目やにが増えている場合、眼科疾病が原因の可能性が高いといえます。痒みが伴う場合は、巨大乳頭結膜炎やアレルギー性結膜炎が考えられます。目やにだけ多いという場合には角膜びらん、角膜浸潤、角膜潰瘍が疑われます。

夜間のライトなどにまぶしさを感じる

コンタクトレンズは、傷や汚れ、変形、またはフィッティング不良により、外からの光が正確に入らず、様々な光が散乱し、まぶしさを感じることがあります。また、レンズを外しても夜間のライトなどにまぶしさを感じる場合には、角膜びらん、角膜浸潤、角膜潰瘍、角膜浮腫などの眼科疾病が疑われます。どちらにしても、早期の眼科受診で的確な処方や治療を受ける必要があります。

※ここでご紹介したものは一般的によく見られる疾患であり、他の疾患が原因でこういった症状が起こっている可能性もあります。気になる症状があったら、すぐに眼科を受診しましょう。 いその眼科はこちら

コンタクトレンズ希望で眼科に来院される方へ

眼科選びのコツ

  • 院長だけでなく、代診を含め、眼科専門医がすべての時間の診察を行っている
  • 視能訓練士が多数勤務し、指導や相談を行っている。

眼科専門医は、眼科に関する知識と医療技術が十分であると日本眼科学会が認定した眼科医のことです。そして、視能訓練士とは、視能訓練士法という法律に基づく国家資格を取得した医療技術者です。

眼科は特殊な知識とスキルを持った専門医でなければ、早期に重大な病気を発見したり、適切な治療を行うことはできません。眼科専門クリニックでも、院長だけが眼科専門医で、他の医師は違う場合がありますので、しっかり確認しましょう。専門医であればご本人が症状に気がつく前に発見ができますので、症状が悪化し、手遅れになる前に適切な治療を開始できます。

視能訓練士は、専門的な知識に基づいて的確な指導やアドバイスを行うことができますし、よく行いがちなコンタクトレンズの間違った装用方法や、眼の障害などについても知識が豊富です。そのため、患者様の症状やライフスタイルに合わせた適切なサポートが可能です。よりよいレンズ選択のためにも、お気軽にご相談ください。

 

コンタクトレンズは医療器具ですし、目の中に入れて使うものです。アクアコンタクトはいその眼科に併設したショップですから、しっかりとした専門性のある知識をもとに、適切なコンタクトレンズの使い方、治療をトータルに受けることができ、安心です。

現在、カラコンの需要は学生だけでなく、20-30代のOLから40-50代まで幅広い年齢に受け入れられています。ただし、カラコンは使用方法により眼に重篤な眼障害を引き起こす危険性が高いものであることを知っておくことが重要です。

カラコンにはさまざまな種類があります。中には眼科受診なしで購入できるカラコンもあります。こうしたものには、酸素透過性が低いもの、カラコンにプリントされた色素が眼に悪影響を及ぼすもの、清潔に問題があるものも存在します。

また、手軽にコンタクトレンズを入手することが可能ですので、コンタクトレンズ使用経験のない方が、眼科医の診療や指導を受けず、正しい使用方法を習わないまま自己流で装着することも重大なトラブルを招く原因になっています。

問題のあるコンタクトレンズを長期に渡って装用したり、正しいケアが行われていなかったことにより、重篤な眼疾患を引き起こしているケースは珍しくありません。

コンタクトレンズは目の中というデリケートな部分に入れて使う医療器具であり、化粧品ではありません。流行っているからと、気軽に考えてしまうのはとても危険なのです。

  • 保険証
  • 問診表(通常は受付後にご記入いただきますが、事前にご記入してお持ちいただくとスムーズです)
  • 使用中の目薬(名前のメモか、そのものをお持ちただいても大丈夫です)
    ※受診の際は、コンタクトレンズを外してお越しください。装着したままでは新たなトラブルの原因になります。
  • 使用中のコンタクトレンズ(汚れ、傷、破損状況等を確認します)
  • 使用中のコンタクトレンズのデータが分かるもの。容器や箱(ベースカーブ・度数(PWR)等が記載されているもの)
  • 事前にご予約いただくと待ち時間が少なくなり、スムーズにご案内できます。